思い出話(長文注意)

セットアップも終わらないので、ちょっと思い出話を・・・
私は「冬の時代」直前から今から3年前くらいまでやっていなかった時期があります。
それはとあるコンベンションに高校生だった私が「コンベンション初参加」で出たときです。
まあ、色々あって「N◎VA」に入ったわけです
で、そこでトラウマになるような出来事が多々あり
ゲンナリしているところに更に「自称上級者」たちがあらゆるその当時私がすきだったシステムを罵倒し、違うシステムを押しつけるように勧めてきました。
その時私は「TRPGはこういう人が駄目にしていくんだなぁ」と実感しました
そして、私はそこでコンベンションに行くことをやめ、TRPGは仲間内で細々とやるだけに止めていました。
発売するリプレイなどはよく読んでました。
それはプレイをあんまり出来ないことに対する代償行為だったのでしょう。
ですから今もリプレイを読むのは好きです。
 
そして冬の時代にはMTGにはまりました。
最初の頃は面白かったです。戦闘のおもしろさも有りましたしカードのコンボを考えるのも面白かった。
そして、その後ガンダムウォーにもはまり、TCG一辺倒だった時期があります
その時は全国大会にも出場したり、遠征も毎月のようにやってました。 
 
その間TRPGには手を付けたこともありませんでした。
 
数年前、ひょんな事から「S.C.L」の存在を知り、そこで「シャドウラン」が行われることを掲示板でみて、以前からリプレイをみてやりたかったシステムだったので、10年ぶりにコンベンションへと出かけたのです。
 
そこで初めてやったシャドウランの面白かったことは、自分にとっての分岐点になったのでしょう。
ちなみにGMはジョニーさん、同卓したのは総長さんだったはずです、あと一人はちょっと思い出せない(汗
あのシャドウランがなかったら、私はもうTRPGをやらなかったでしょう。
アレがきっかけでコンベンションに対して有ったトラウマが払拭され、今自分がコンベンションの主催者までやっているという・・・因果な話です(笑)
 
そして最近思うことは、また「自称上級者」がはびこりだしてきたんじゃあないか?と思うことがあります。
「あのシステムは駄目だ」「この会社は駄目だ」「演出?無駄じゃんイラネ」
そんな言葉を聞くたびに思います。
「また冬が到来するのではないか?」
ネガティブな意見ばかり並べれば、どんなシステムも面白いと感じることは出来ません。
その中で面白いこと、良いところをちゃんと先に説明して見るべきなのではないでしょうか?
そして「初心者」を見下したり「初心者向けシステム」を罵倒するのはやめませんか?
そんなあなたの行動で、TRPGがまた遊ばれなくなったら、新しい人が入ってこないよどんだ空間になるなら。
TRPGに未来はない様な気がします。
 
ちなみに偉そうなことを書いていますが、半分は自戒です。

「自称上級者」が冬の時代を招いたと言うのは言い過ぎかもしれません
しかし、10数年前の自分は確実にそれで、TRPGを離れましたし
一因であると確信しています。
 
自戒の念をこめて・・・「初心忘れるべからず」