FEARゲーが嫌い?

最近、良く聞く言葉だ。
私自体がFEARのゲームをよくGMしてるしリプレイも読んでいる。
だから、「FEARゲー好きなんだ」と思われている
まあ、そう思われても仕方がないけど。私の思うことは一つである。
「TRPGって楽しんだモノ勝ちじゃん。ゲーム出してる会社は関係ないべ?」
これに尽きる。
最近ルールブックを整理してみて思ったが、別にFEARゲーばかり持っているわけでもないし、「一番好きなゲームは何か?」と問われれば「GURPS」と答えるだろう。

そんな私が何故、コンベンションでFEARゲーを立てるのか?
何故FEARのゲームを評価しているのか?
評価点だけを上げて考えてみる

  • ルールブックの構成及び読みやすさ

これは、FEARのルールブック全般に言えることだが、フォントが大きく読みやすい。そして会社そのもののブランド力なのか、統一の用語を使うことで、一つのFEARのゲームを知っていると大体他のゲームの感触が解る。
構成も丁寧だと思う。

  • シーン制の導入

GURPSやSWなどしかやってなかった私には、シーン制はかなり新鮮な感じに感じられた。この会社の専売特許ではないが、より明確化されたシーン制はパーティー単位でしかTRPGを遊んでこなかった私に、「個人」という事を意識させた。

  • ブレイクスルーの明確化

昔のRPGにはブレイクスルーの明確化が出来ていないモノが多い。つまり時間管理が非常に難しいのだ。
仲間内で時間を気にしないプレイならなんら問題にはならないだろう。だが、コンベンションなどでの時間管理のしやすさは他に類を見ないほど簡単である。

  • 上記のことを複合すると

つまりは、初心者にもGMしやすく、コンベンションでの1on1プレイでは非常に運用しやすく、またコンベンション向きのサポートも充実している。
 
とまあ、こんな感じである。
まあ、この程度はそこら辺に書いている通りである。
良いことしか書いてない、ただの旗持ちしているだけじゃん、と思われる方もいるだろうが、また悪い点も多数存在する。
最近萌系に走りすぎとか、キャンペーンでやるのには向かないシステムも存在するとか、戦闘がブレイクスルーのお陰で薄味で味気なくなる事が多いとか、
それを上げればキリがないし、説明も面倒になるので割愛。

別に、嫌わなくても良いじゃん。TRPGなんて楽しめば勝ちなんだよ。
私にも嫌い・・・というか、トラウマになってるゲームは存在するし、
ちなみにトラウマなものもFEARゲーなんだがw
けなすだけじゃなくて、良い点も見つけてあげようよと思う私は、多分軟弱なんでしょうねぇ(苦笑)

最近は、なんかネガティブになることが多かったので、ポジティブな文を書いてみた。